イベントに出ます。 その1 ガチョウの本 イーユン・リー 著 篠森ゆりこ 訳 その2 危険なトランスガールのおしゃべりメモワール カイ・チェン・トム 著 野中モモ 訳 その3 別れを告げない ハン・ガン 著 斎藤真理子 訳 イベントに出ます。 10月26日、…
全米図書賞フィクション部門ファイナリストに入った作品を紹介するシリーズその2です。 その1はこちら↓ saganbook.com 今回ご紹介するのは Percival Everettの”James”。 奴隷にされたジムは、妻と娘から永遠に切り離されてニューオーリンズの男に売られる…
筆者はアリス・オズマン作のグラフィックノベル「HEARTSTOPPER ハートストッパー」及びそのドラマ版のファンである。めでたいことに日本でもどちらも人気を博し、更にめでたいことに、近年オズマン作の小説の邦訳が相次ぎ、ドラマ版は先日シーズン3の配信が…
全米図書賞のファイナリストが発表された。ロングリスト十冊から半分の五冊に絞り込まれた中に、”Martyr!”を見つけて微笑んでしまった。当ブログで紹介済みの一冊である。 saganbook.com 11月20日の受賞式までに、フィクション部門でファイナリストに選出さ…
来る9月8日に開催される文学フリマ大阪12に出店します。 bunfree.net ↓こちらはWebカタログです。「左岸 Life for Books」という名前で登録しております。 c.bunfree.net 今回は久しぶりにコピー本ではない新刊を持っていく予定です。 その名も、「あなた…
ショートショートが好きだ。 一編十ページくらいのものを、他の読書に疲れた時に読む。こういう本は常にキープして、寝る前や通勤時間にちょこちょこと読むようにしたいのだが、読み始めるとするすると読めて、結局いつのまにかトータルで三百ページくらい読…
すっかり忘れてしまっていた傷があり、今も毎日の暮らしの中でうずいている傷がある。どんな種類のものにしろ、必ず傷はそこにある。 本書には十の短編が収められているが、各編の主人公は皆、なんらかの傷を負ったことのある人たちだ。彼らは決して、何かを…