夜になるまえに

本の話をするところ。

『百年の孤独』の次に読んでほしいラテンアメリカ文学 其の三

ついに文庫化されて今話題を呼んでいる『百年の孤独』。この機に乗じてラテンアメリカ文学をおすすめしたい…!と思って記事を書いた。 saganbook.com saganbook.com 今回も更なるおすすめラテンアメリカ文学を紹介したいと思う。 1.『ペドロ・パラモ』フア…

気になる未邦訳作品”The Great Believers"

1985年、シカゴにあるアートギャラリーのデベロップメント・ディレクターであるYale Tishmanは見事な手腕を発揮し、1920年代の絵画の素晴らしいコレクションがギャラリーに寄贈されようとしている。しかし彼のキャリアが花開き始めたころ、周囲ではエイズの…

『百年の孤独』の次に読んでほしいラテンアメリカ文学 其の二

『百年の孤独』の次に読んでほしいラテンアメリカ文学 第二弾です。

気になる未邦訳作品”Distancia de rescate” de Samanta Schweblin

Amandaという名の若い女性が地方の病院で死にかけている。Davidという名の少年がその傍らに座っている。彼女は彼の母親ではない。彼は彼女の子どもではない。ふたりは共に、壊れた魂、毒、家族の力と絶望についての、頭に取りついて離れないような物語を語る…

『百年の孤独』の次に読んでほしいラテンアメリカ文学

『百年の孤独』の次に読んでほしいラテンアメリカ文学を紹介します。

気になる未邦訳作品~国際ブッカー賞候補作編⑨~

先日、国際ブッカー賞候補作ショートリストが発表された。最初十三作だった候補作品が絞られ、六作品が残った。 thebookerprizes.com 国際ブッカー賞候補作が発表されてからずっと候補作のあらすじを紹介し続けてきたが、今回はショートリスト入りした二作品…

気になる未邦訳作品〜国際ブッカー賞候補作編⑧〜

国際ブッカー賞候補作紹介、今回はベネズエラ出身の作家Rodrigo Blanco Calderónによる"Simpatía"。 “Simpatía” の舞台はニコラス・マドゥーロ政権下のベネズエラ、多くの知識階級の人々がペットを置き去りにして出国していたころ。主人公の映画ファンUlises…