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皆さんどんでん返しはお好きですか。お好きですよね。知ってます。今日は個人的に驚いた・お気に入りのどんでん返しを三冊ご紹介しようと思います。
ソフィー
病弱な少年ティミーは、賢く謎めいた姉ソフィーに守られながら幸せな少年時代を送っていたが…ふたりの子どものちいさな閉ざされた世界とその終わりが、不穏な空気の漂う現在のパートと交互に語られ、やがて忘れがたい衝撃的な結末を迎える。残念ながら品切れ状態だが、もっとたくさんの人に読んでほしい名作。
たったひとつの、ねがい。
ありふれたカップルの日常が突如として驚きの展開を迎え、そして語られる血みどろの復讐劇。このかわいい表紙イラストに騙されてはいけない。中身はもはやホラーであり、グロテスク描写に耐性が必要であろう。まさかの真実が明かされ、今まで読んできたものの意味ががらりと変わってしまうこのどんでん返しは忘れがたい。
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拾った女
この物語は私にとって、何と言ってもラブストーリーだ。そしてこのふたりのラブストーリーが一体どのようなものだったのか、その全体像を知ることは、このラストにたどり着き、伏せられていたその事実が明かされる時まで、決してわからない。読み終えた後ひっかかりを覚えた場所を読み返してみて、そういうことだったのかと納得する。その一言だけで、物語のイメージは鮮やかに切り替わる。
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どんでん返しといえばこちらも好きです。
今月は勝手にミステリー月間でした。過去記事もよろしければ。
